Windows用 Procrastination Killer

仕事のリズムを掴める！？　定期的に休憩を取るためのシンプルタイマー

Procrastination Killer（遅れを無くさせる者という意味）は 、仕事と休憩のリズムを作ることで、仕事の効率化を図るためのタイマーです。「何分仕事したら何分休む」という仕事サイクルを設定しておくと、仕事・休憩の切り替え時間に表示を出して知らせてくれます。上手く集中とリラックスを繰り返すと、休憩をはさまない場合よりも仕事が進むそうです。仕事に集中しづらい人、なかなかペースがつかめない人に喝を入れてくれるソフトウェアです。 アメリカでは、「10分間仕事する毎に2分間休む」という仕事スタイルが効率的であるとして注目されています（マーリン・マンのProcrastination Hack理論）。このタイマーでは、同理論を実践することはもちろん、自分に使い勝手がいいように時間配分を変更することもできます。ただし、このタイマーでは100分以上連続して仕事したり休憩する設定にはできません。 Procrastination Killerを起動すると、自動的に10分間のカウントダウンが始まります。10分という初期設定が気に入らない場合は、別途、仕事時間と休憩時間を入力しましょう。すぐに、入力した時間のカウントダウンに切り替わります。なお、ウィンドウを閉じるとタスクトレイに常駐し、切り替え時間にのみ画面が現れて（ポップアップ）知らせてくれます。「ウィンドウが邪魔」と感じたら、閉じておくと良いでしょう。

なお、タイマーの下には、累積の仕事時間と休憩時間が表示され、一日に合計で何時間仕事したのかがわかります。理論上は就業時間の83％程を集中して働くのが理想的とのことなので、一度この数値を目指してみるのも良いかもしれません。

Procrastination Killerは、ユーザーが効率的に仕事を進められるよう、休憩時間と仕事時間に通知してくれるタイマーです。肝心の効果の程は…個人によって異なる、といったところでしょうか。